漂泊山岳会ブログ

2020年8月結成

中ア・正沢川玉ノ窪沢~木曽前岳(2826m)20220911


【形態】単独

【対象】沢登

【場所】長野県木曽町の正沢川玉ノ窪沢~木曽前岳

【特徴】河原歩きが嫌というほど楽しめる沢。もう水は冷たく、今シーズンの沢登りの終わりが近づいてきた。

 

▽11日 長野県木曽町・コガラ登山口(1335m)5:50~7:10玉ノ窪沢出合(1735m)7:20~8:50大滝9:00~9:40大滝上~12:20登山道~13:00木曽前岳(2826m)13:30~16:30コガラ

 

登山口にはたくさんの車が止まっている

木曽谷側の登山口の中でも

林道歩きがないコガラは人気が高いようだ

歩き出してすぐに福島Bコースと分かれ

茶臼岳方面の林道を進む

近年の大雨で林道は中心部がえぐられ無残な形状になっている

正沢川の渡渉点で前の登山者に追いつくとほぼ同時に

後ろからトレランの人が追い付いてきた

このルートは人があまり歩いていないから

気兼ねしなくていい分

倒木や下草が多く走りにくいだろう

2人と分かれて河原を西に向かう

 

河原は延々と続く

巨岩と小滝がある地点では

左岸の草付きに踏み跡らしきものがあった

ただただ歩いていくと

本流が大きく屈曲する地点で左岸から玉ノ窪沢が合流していた

初めての大きな支流なので見落とすことはないだろう

 

玉ノ窪沢に入ってもしばらくは河原

小滝があるが水は冷たく

浴びながら登りたくない

 

すると両岸がだんだん立ってきて

真ん中に巨石のはまったゴルジュが登場

水浴びは必至とみて

雨具を着込んでクライミングシューズに替えた

壁のフリクションはいいがスタンスは細かい

巨石の上に上がると上部もゴルジュが続いているのが見える

しかし滝はないようだ

そのまま壁をへつって上流へ

北向きの沢なので日当たりは悪く

太陽の温かみをなかなか享受できない

本谷との合流地点から見た玉ノ窪沢

ゴルジュにはまった巨岩を越していく

大きな滝が前方に見えてきた

youtu.be



いくつか小滝を越すと

前方に大きな逆層の滝が見えてきた

滝上部右側にはクラックがあり登れそうに見えるが・・・

そんな無理をすることはないのでまくことにする

でもどこから巻けるのだろうか・・・

滝の手前で左右から細い支流が合流しているが

巻けそうなのは片っぽしかない

その支流を少々登ると

上部から真っ黒になったロープが残置されているのが見えた

その付近は壁が立っており

まくのに適した場所ではない

さらに支流を上がり

ぐずぐずの斜面と腐った灌木が林立した急斜面をトラバースして

大滝の上流に降り立った

その1990m地点ではさらに右岸から顕著な支流が合流していた

大きな滝の上流に降り立つと、さらに左岸から支流が合流していた

流れはそのあたりから傾斜を増す

徐々に滝が多くなるが

難しい滝はない

左右に支流を分けるとブッシュが多くなり

登っていくのに時間がかかるようになった

すると突然伏流水になり

ゴーロの上で密集したやぶ漕ぎになった

あれ、流れを間違ったかな?

と思い、コンパスで木曽前岳との方角を確かめてみるが

間違ってはいないようだ

前方に木曽前岳が見えてきた

赤い実がたくさんなっていた。味はほとんどない。付近には自然のブルーベリーもたくさん自生。そっちは酸っぱくておいしかった


しかし行けども行けども薮ばかり

耳を澄ますと

遥か左手の方角から水音が聞こえる

伏流水はどこへ行ってしまったのだろう

しょうがないので上に向かうのをあきらめ

水音がする方にやぶ漕ぎトラバース

やっとのことで水流が見える地点に復帰

どうも左の方の支流をたどらなければいけなかったようだ

やぶ漕ぎで1時間以上のロスをしてしまった

やぶ漕ぎ1時間。やっと流れに復帰できた

どこがピークかわからない木曽前岳


いくつか小滝をたどると水が減り平坦地に出て

まもなく福島Bの登山道に合流した

そのまま登り続け木曽前岳の頂上に到着した

いくつか小ピークがある広い頂上だが

標識がどこにあるのか分からなかった

小休止の後、福島Bをコガラまで下山した

苔の花?胞子?