明日はどこへ

漂泊の記録

中ア・天竜川水系中田切川荒井沢20260712(敗退)

【形態】単独

【対象】沢登り

【場所】中ア・天竜川水系中田切川荒井沢~ヨナ沢の頭

【特徴】ガラ場続きの沢。中田切川本谷と小荒井沢からの下降に、右俣のマセナギを使ったことがあるが、左俣をたどろうというのが趣旨。だが、右足首の調子がおかしく、1時間ほど登ったところで敗退した。林道にチャリを使ったら、行き帰りが超楽々だった。

【日程】養命酒工場上ゲート(1040m)5:00~5:20荒井沢出合~ゲート

林道終点から斜面を少々下りると、本谷(左)と荒井沢の合流点

右岸に巨木があった。これまで2度下っているが気付かなかった

右岸のあちこちで斜面が崩れていた

 

台高・宮川水系垣外俣谷右俣上部左俣20260614

【形態】単独

【対象】沢登り

【場所】三重県大台町の宮川水系垣外俣谷右俣上部左俣

【特徴】人のほとんど入らない宮川ダムの上流にある垣外俣谷。右俣上部右俣と左俣は遡行したことがあるが、今回はさらにマイナーな右俣上部左俣へ。幅の狭い高さ50mぐらいのゴルジュは圧巻だったが、滝があったと思われる場所は砕石に埋め尽くされており、急なゴーロに終始する。上部はもろい岩質で、谷の全面が崩れている。稜線下150mぐらいで谷筋は登れなくなって左の尾根に入り、岩場を縫うように登って尾根まで。アックス必携のルート。古ケ丸山の頂上付近から何度も土砂降りにやられ、ついでに一般登山道でもブッシュのため迷い、散カラスキ谷出合から宮川ダムまではデポしたチャリで戻ったが、ここでも土砂降り。散々な山行となった。

【日程】宮川ダム駐車場(275m)5:20~6:00ダム湖~7:20右俣出合~8:20上部左俣出合(457m)~13:00古ケ丸山~カラスキ谷出合~17:00宮川ダム駐車場

朽ち果てた林道をしばらく歩き、宮川ダム湖に下りる

右俣出合。すぐにゴルジュっぽくなるが大きな滝はない

気持ち良く登っていける小滝が続く

この滝は渋い登り。懸垂すれば簡単だが・・・

台高名物オタマジャクシ模様の岩

上部左俣の出合。ここから巨岩越えが続く

すると、素晴らしいゴルジュになった。滝は岩で埋まっている

ゴルジュ出口の滝も難しくない

右岸にある美しい支流

遙か彼方まで急なゴーロが続いているのが見えた

この巨岩を越す。高さ10m、アルパイングレード4級

ボーイスカウトが使うような古い水筒が落ちていた

稜線が見えるところで、足元から岩や砂が崩れるようになり、左の尾根に逃げた。でもその尾根も簡単ではない

尾根に逃げるところで、登ってきた岩と砂地の急斜面を見下ろす

稜線に出た途端、天気は悪化し、まもなく土砂降りに。尾根に上がってからで助かった

土砂降りを突いて9キロの自転車ランで駐車場へ。コンタクトがはがれ落ちるかと思ったぜ

 

台高・宮川水系堂倉谷本谷20260517~18

 

【形態】単独

【対象】沢登り

【場所】三重県大台町の堂倉谷本谷

【特徴】きれいな沢だが、雨不足のせいで水ごけが多量に付いていて、沢登りに使っているステルスソールの靴では滑りまくって時間がかかり、初日は林道横断地点付近までしか行けなかった。2日目に大台ケ原まで登って駐車地点まで帰るには距離がありすぎるため、残念だが林道横断点で敗退した。なんせ、第三発電所から本谷に入るまでがとお~い!沢は下から歩いて取り付くのがいつものスタイルだが、行き帰りでかなり疲れた。

【日程】17日 宮川第三発電所(289m)4:50~9:40堂倉滝右岸尾根取りつき(800m)~10:30最初の滝~15:40堰堤上の河原

18日河原6:20~林道~13:30第三発電所

本谷出合い右岸の尾根を中間まで登ったところに、木材搬出用のモノレールがあった。ここから、かなり濃いやぶを右手に下りていき、滝の上に出た

藪漕ぎに30分ぐらいかかった。下りた所はきれいな滝の上。ここで沢ウェアに着替えた

うーん、河床が茶色いぞ。水も少ないような。ゴム底のシューズではツルツル状態

帰宅後に国交省水文水質データベース・川の防災情報を見ると、2週間近く雨が降っていないことが分かった


ぱっと見、何でもない小滝だが、登ろうと足を掛けるとつるつるで、いきなり胸まで漬かってしまった。まだ5月。ふーっ、冷たい

以降、へっぴり腰でのそのそ歩いて行く

フリクションさえ効けば何でもない滝だが・・・

何度も滑って、全然進めない。梅雨前の台高の沢はこういう傾向があるが、今日は特別に状態悪し

滑らないように中腰を続けると、腰が痛くなる。すると、目の前に無粋な堰堤が出現

youtu.be

 

堰堤の上流部は河原になっている。ちょうど良い場所があったので、泊まることにした。薪は十分

沢の状態悪しと見て、2日目はさっさと敗退。林道を歩き、大杉谷の登山道を下りてくると、堂倉滝が見えた。左手の尾根を越え、堂倉滝のひとつ上の滝の上流が沢登りスタート地点だろう

第三発電所にゴール。まだ5月だけに、ヒルに食われることはなかった。2日間でたくさんの登山者と行き違ったが、クマ避けの鈴を着けている人は少なかった。もしかして、大杉谷にクマはいないと思っているのかも。私は大杉谷近くのウグイ谷と大熊谷で2度、クマと鉢合わせした経験があるのだが・・・

 

台高・木屋谷川桝屋谷20260505

 

【形態】単独

【対象】沢登り

【場所】三重県松阪市の木屋谷川桝屋谷~岩屋口山(1144m)

【特徴】今年の初沢。全く期待してなかったが、小ぶりだがきれいな滝が連続しており、意外に楽しめた。新緑もきれいで、こんな沢をいつまでも登り続けたいと思った。下りは隣の沢を下る予定だったが、尾根上の踏み跡をたどって下りた。

【日程】木屋谷林道450m地点6:20~11:20岩屋口山(1144m)~12:50ナメラ山~14:50駐車地点

対岸の林道から臨む桝屋谷。うーむ、ショボそうな谷だ

谷に入ると、すぐ滝が続くようになる

おーおー、きれいきれい

新緑が目に染みる

ありゃ、こんなところに堰堤。どうやって資材を運んだのだろう。回りに林道などないのに

いいねえ

小滝がこれでもかと続く。全部登っていける

岩くずも少ないので、全体にすっきりした谷だ

次々越していく

水流がほぼなくなったら、右の斜面を登った。すると、未使用の散弾銃の弾と、使用済みの薬きょうが落ちていた。いいの、ハンターさん。こんな落とし物して。こんなものを持って帰ってもいいことは何もなにので、大きな岩陰に置いといた

何度目かの岩屋口山。南面の蓮川太良羅谷から登った時以来か

台高で最も美しい桧塚奥峰方面を臨む

お疲れさまでした

 

鈴鹿・御在所岳前尾根20260506

【形態】友人と2人

【対象】岩稜

【場所】三重県の御在所岳前尾根

【特徴】久しぶりの御在所。クラックを登ろうと思ってきたが、前尾根取り付きまで来るとシトシト雨。壁はベトベトで、スラブやクラックは滑り安くて怖かった。冷たい風も強くて寒く、「前尾根あなどれねえ」とアルパイン気分を満喫した。

【日程】▽裏道登山口5:15~やぐら下~11:30裏道登山口

普段は簡単は壁も、ツルッといきそう

冷たい風が身に染みる。GWなのに、低山なのに

 

北ア・大天井岳20260425(敗退)

【形態】単独

【対象】雪渓歩き

【場所】長野県大町市・七倉ゲート~湯俣~カラ谷~中東沢左俣~大天井岳

【特徴】北アの主な山で、まだ頂上を踏んだことがない大天井岳。通常の登山道から登ったのでは全く面白みがないので、北部の谷から、この時季なら雪渓伝いに行けるのではと行ってみた。が、今年の極端な寡雪のため、湯俣から少し入ったカラ谷上部で雪渓が割れていて行き詰まり、敗退となってしまった。普通のこの時季なら楽勝で行けるとおもったのだが・・・。七倉ゲートから湯俣まで一日で往復30キロ近くを冬靴で冬装備を背負って往復し、脚と足がガタガタになった。

【日程】▽24日七倉ゲート5:30~7:10高瀬ダム~10:00湯俣~12:00カラ谷1700m地点~湯俣~17:30七倉ゲート

 

明るくなってから出発。タクの運ちゃんに乗ってく?と声をかけられた。タクシー・ロープウエーその他人工物には乗らないよ

唐幕も真っ黒。こんなんじゃあ、谷に雪もないかもという疑念が沸き起こったが、とりあえず行ってみることにした

高瀬ダムからブナ立尾根を見ると、雪の気配すらない。行こか戻ろか、迷ったが、とりあえず行ってみることにした

高瀬ダム湖の上流部、親子クマらしき足跡が残っていた

4度目の湯俣。雪がない。。。

湯俣からカラ谷に入る。雪ゼロ。やぶはそれほどひどくない

途中からところどころ雪が出始める。いいぞいいぞ、もっと来い、どんとこい

水がじゃあじゃあ流れ落ちる滝が現れ茫然。冬靴で滝登りするのは初めて。ちなみに帰りの冬靴での滝クライムダウンも初

カラ谷奥のコル(地図の下の赤い四角)が見えた!っと思ったら、その手前の雪渓がズタズタに割れている。もう少し登ったところで、これを登るのは無理と判断し、敗退することにした

脚と足と心がズタボロになって七倉ゲート着。きれいなシャクナゲに癒してもらった

 

北ア・笠ヶ岳穴毛谷広サコ尾根東北支稜20260314(敗退)

【形態】単独

【対象】雪稜

【場所】岐阜県高山市新穂高~笠ヶ岳東北支稜~広サコ尾根(途中まで)

【特徴】雪が少ない春。天気は快晴で、気温も高く、昼頃には穴毛谷のあちこちでドドーンと雪崩の音が響いていた。広サコ尾根も新雪30センチの下には凍った雪の層があり、尾根上部は雪崩好きな30~40度の傾斜のため、いつ雪崩れるか気が気でなかった。雪の状態悪しとみて、2000m手前でUターン。最近はあまり頑張りません(汗)

【日程】▽14日新穂高5:00~6:40穴毛谷林道終点~1950m 13:00~17:00新穂高

 

左俣林道から穴毛谷方面に入りしばらく行くと、正面に1ノ沢が見えてくる。その左側が下山路によく使われる広サコ尾根東北支稜

林道終点から見た東北支稜。上部の緩傾斜まで標高差500mぐらいか

穴毛谷を渡る。雪が少なく。堰堤がかなり出ている

日が差し始めるとすぐにぐさぐさで登りにくくなった。新雪の下には明らかな弱層があるのが分かる。その面でズルっと滑ることが多発。雪崩危険

右手には魅惑的な1尾根の岩場。もう雪も氷もほとんどないが

遥かむこうに槍も見えてきた

穴毛谷の本谷に目を向けると、穴毛大滝が見えた。もう氷はほぼない

大滝をアップで

この位置からだと、飛騨尾根の岩稜の配置がよくわかる。A,B,Cの各尾根が明瞭

広サコ尾根を仰ぎ見る