【形態】単独
【対象】沢登り(?)
【場所】奈良県上北山村・坂本貯水池沿い県道東川河合線393m地点手前~北山川水系東ノ川~テンバ~無名峰(1600m)~尾鷲辻~マブシ嶺(1411m)~南西尾根~木組谷~駐車地点
【特徴】道路事情の非常に悪い南部のダム沿いから東ノ川に向かった。国道425線から県道東川河合線に入ると、路面は砕石だらけ。ここでパンクしたら大変で、通行するだけでドキドキした。この県道通行が今回の山行の核心だったかも。北山川上流部のこの辺りは人がほとんど入らない分、水は非常にきれいで、川を渡っていくだけで心が洗われたような気持ちになる。ただし、白崩谷合流点手前から長い淵と巨石の積み重ねが続き、往生した。沢登りというより、巨石登りのルートと言ったほうがいいかも。西ノ谷と中ノ谷の巨瀑は見事だが、その先に観光客やハイカーが集まる大台ケ原があり、これまた往生した。もうこの辺りは行かなくていいかも
【日程】(20日)駐車地点5:10~7:10白崩谷合流点~15:00西ノ谷下~シオカラ谷~東ノ滝~18:30テンバ
(21日)テンバ5:15~5:50 1600m峰~尾鷲辻~8:40マブシ嶺~木組谷~11:45駐車地点

西ノ滝を真下から

坂本貯水池沿いの駐車地点(丸)と下降に使った尾根。1411mがマブシ嶺

県道の路肩が崩れており、その手前に駐車。ここから歩くことにする

目指す山は遙かかなたのよう

木組谷の出合の先には崩れた建物があった

左右に巨大な岩場が見え、思わず興奮する

大木がぐにゃり。確か随分前に、太い丸太を曲げて作品にしている芸術家(?)としゃべったことを思い出した

淵がだんだん長くなる。泳ぐか、まくか、考え所

白崩谷出合。この辺りから傾斜が急になる

泳ぐか、まくか

泳ぐか、まくか

水はどこまでもきれい

右後方に鋭くとがった岩場が見えた

巨岩が続く

巨岩の穴から下を覗くと、かなり下に水流が見えた



巨岩ばかり・・・


この巨岩は反対側からまいて行き詰まり、15mの懸垂で戻って対岸へ。1時間のロス

流れが直角に曲がると、中ノ滝が見えた

シオカラ谷に入るとやっと沢登りらしくなる

シオカラ谷の屈曲点の先に巨大な岩場が見えた。サマコレのある岩場か

翌日はシオカラ谷を最後まで遡行せず、ハイキング道へ。目の前の岩が1600mピーク

ハイキング道の東屋の裏に、尾鷲辻への道標がある

立派なシカの骨が落ちていた。こんなまとまって落ちているはずないから、誰かが面白がって組み立てたのだろう

マブシ嶺。人はいない、視界もない

南西尾根を迷わずに下れるか不安だったが、かすかな踏み跡があった。かつて木組谷には集落があったらしいので、そのときの杣道かも。昨日歩いて渡ったダム湖のつり橋が見えた

木組谷の水流で水浴し、駐車地点まで。お疲れさまでしたといいたいところだが、ここから8キロの砕石道が残っている