明日はどこへ

漂泊の記録

北ア・前穂20221210~11(敗退)

【形態】単独

【対象】雪山

【場所】岐阜県松本市坂巻温泉下(1153m)~前穂高岳(3090m)

【特徴】五千尺ホテルライブカメラで岳沢の雪がこの時季にしては少ないとわかり、重太郎新道から前穂へ。初日は秋のような快晴、温暖、無風。坂巻温泉の駐車場に止めさせてもらう予定だったが、早朝からの駐車はできなくなっており、温泉からさらに2つトンネルを下りた路肩駐車帯に駐車。そこから上高地までは徒歩2時間。岳沢は下部こそ雪が少なかったものの、岳沢小屋手前からひざラッセル。小屋から上はわかん履いて膝~股下。2350mの樹林帯上部に平坦地を見つけテンバとした後、トレースをつけに上がった。あわよくば頂上まで行こうと思ったが、病み上がりということでスピードは上がらず、2505m尾根に達したところで断念。翌日は低気圧接近に伴う悪天。強風に視界20m。雪強し。頂上に向かう天気じゃないなと、そのまま下山した。昨日つけたトレースはすべて消え、ラッセル下山だった。登山者には1人も会わなかったが、釜トン~上高地間でカメラマン数人、ハイカー5人に会った。釜トンから下部はみぞれで、びしょぬれになった。

【日程】▽10日 駐車帯4:20~6:20上高地6:35~9:20岳沢小屋9:40~2350m地点11:20~13:00 2505m地点 13:10~テンバ

▽11日 テンバ6:20~11:30坂巻温泉下の駐車帯

 

早朝の河童橋。天気いい~

岳沢の登りから見た六百山。かっこいい

野ウサギさんの肉球

天狗沢方面。雪少な

小屋もほぼ出ている

吊尾根はかろうじて真っ白

雪が深くなってきた。尾根に向かって真っすぐ登る

夜から悪天必至なので、風がよけられる木の北東側をテンバとする。この上にも数カ所テント張れる場所があったが、ここが最適だった

2505m尾根から見た天狗の頭方面

明神はいつ見ても美しい

もう少し脚が動けば頂上まで行けたかもしれないが、、、残念

youtu.be

夕日に暮れる奥穂

翌朝、この天気で上に向かうのは、、、ないな

小屋まで降りてくると視界は広がったが、この後雪強し

寒いっす