北ア・笠ケ岳のライチョウ8羽の群れ 20210911
先日の笠ケ岳で、ライチョウの群れと出会った
最初、登山道近くで1羽がいるのを見つけ
そっと近づいて行くと
野草の咲く荒れ地に8羽がうずくまっていた
うち2羽はやや体が小さく
今年誕生した若鳥のようだった
ライチョウ研究で有名な中村浩志信大名誉教授などの論文によると
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/67/1/67_69/_pdf)
10~3月には大きな群れになるが
4~9月は8羽未満の群ればかりだったとのこと
笠ケ岳で見かけた8羽の群れは越冬準備に入っているのかもしれない
間近で1時間ぐらい観察し続けたが
ライチョウたちは私など気にせず
マイペースに毛づくろいをしたり餌をついばんだりしていた
そのうち
とりわけ体の大きい1羽が大きく体を震わせたかと思うと
ふんをした
移動した後にふんを触ってみるとほんのり温かく
少し粘りけがあった
においはなかった