明日はどこへ

漂泊の記録

中ア・天竜川水系与田切川中小川仙涯沢20250720~21

 

 

【形態】単独

【対象】沢登

【場所】長野県飯島町の与田切川中小川仙涯沢~仙涯嶺(2734m)

【特徴】中小川では直登できる滝は少なかったが、仙涯沢はほぼ全部の滝が登れて楽しい。下りに使った中小川沿いの廃道は藪がひどく何度も踏み跡を見失い、スラブ壁に出てしまったりとげのある木にからめ捕られてしまったりした。登りと同じぐらいの時間がかかった。いい感じの道なら、別の沢に行くときも使おうかと考えていたが、もう行きません。

【日程】▽20日 林道横根山線ゲート(1090m)5:00~6:10中小川6:30~12:00仙涯沢~12:40二俣~14:30テンバ

▽21日 テンバ5:00~8:00稜線(2700m)8:30~9:10越百山~9:30廃道下降点~13:00仙涯沢合流点~17:40ゲート

ゲートから林道を歩いて1時間10分。林道から中小川沿いに向かうところで、昔の標識が朽ちていた

堰堤を3つ越えると中小川に着く。河原で沢服に着替えていると、3人組の釣り師が上がってきて、私を見てびっくりしていた。どうも同じ釣り師だと勘違いしたみたい。近寄ってきて沢登りと知ると少し安心したようだ。彼らはゲートの鍵を持っており、工事現場付近までジムニーで上がっていた。関係者なんだろうか。人があまり入らないこの辺りはよく釣れるらしく、この日の水量は多めとのこと。みんな小さいクマ避けの鈴を付けていたが、渓流の音でかき消されてしまうだろう

きれいな釜とゴルジュが出てきた

まきまーす

すると、左岸からきれいな滝が合流してくる

いくつもの滝を一度にまき、再び沢に下りる

どうも下にデカい滝があるようだ。地形図に書いてある相生の滝だろうか

快晴の空の下、気持ち良く登る

水の勢いは強い

これもまきまき

仙涯沢の最初の滝

見た目厳しそうだけど、実は簡単に登れる滝が続く

2100mの二俣。左俣の滝は直瀑で迫力がある。仙涯嶺方面の右俣に進む

youtu.be

二俣を越すと、流れは緩やかになる

まだ時間が早いので迷ったが、これから上は平坦地ななさそうなので、2200m付近の緩やかな斜面にツエルトを張った。

翌朝一番の滝

これは取り付きが微妙。シャワーを浴びるつもりで

これもシャワーを浴びるつもりで

気持ち良く登っていける

ブッシュが多くなり、水流が細くなる

スリップに気を付けて

振り返ると、伊那谷に雲海が広がる

ブッシュの中に水流が消える

ブッシュ上りになる。時々とげにやられる

振り返ると、越百方面とあまり変わらないぐらいの高さまで来た

やがて背丈以上のハイマツが行く手をふさいだ。けもの道が平行に走っており、それに沿って歩いて行くと、10分ほどの藪漕ぎで仙涯嶺のやや下の縦走路に出た。ここから楽な歩きだ~と思ったが、甘かった

20度目ぐらいの越百山頂上

越百山南方のコルから廃道に向かう。この藪を行くのか・・・

時々踏み跡が明瞭になりほっとする

でも、通ってきた道を振り返ると、この状態

2380m付近の廃道屈曲点に、建物跡があった。山小屋でもあったのか?

飛龍の滝をまいて下る地点では、鎖場の鎖が一部外れ、木製のはしごがぶら下がった状態だった。無理やりこのまま下りたが、懸垂した方が良かった

下から見た鎖場。下の鉄製はしごは完全にぶらぶらの状態。いつもアックスを携帯しているので、リスに突っ込んだりして支点にして下りた

林道に出た途端、激しい雷雨。土砂降りのなかで1時間かけてゲートに下りた