明日はどこへ

漂泊の記録

北ア・涸沢岳北西尾根20250425~26

【形態】単独

【対象】雪稜

【場所】岐阜県高山市新穂高(1040m)~涸沢岳北西尾根~涸沢岳~白出沢

【特徴】尾根中程にはほとんど雪は残っておらず、延々と藪漕ぎを強いられた。今年は雪が多かったはずだが、4月下旬では遅すぎたようだ。右手に蒲田富士が迫ってくると尾根左側に不安定な雪庇があり、神経質な登り。最初のピーク(約2620m)を超すとやっと雪面に。2つめのピーク手前の急な雪面を切ってテンバとした。3つめのピーク西側は50~60度ぐらいの急斜面だったが、早朝だったので気持ち良く登れた。帰りは白出沢をサクッと下山。荷継沢付近の夏道は雪で埋まっていて迷いやすいが、適当に降りた。そのまま真っすぐ白出沢の河原を歩き、槍平方面に続く夏道に合流した。

【日程】▽25日 新穂高5:00~9:00滝谷避難小屋~16:25最初のピーク(2620m)~17:10テンバ

▽26日 テンバ 5:20~6:10D沢のコル~8:20涸沢岳~8:40穂高岳山荘9:20~14:40新穂高

あれっ、滝谷が真っ黒。雄滝も出てるし。4月初旬にはあんなに雪があったのに、雪解け早すぎ

この裏から登ります

胸を突く急斜面をしばらく登ると南岳方面の視界が広がる

再び急な尾根になると藪が出てくる

雪が付いていれば面白そうな岩稜

最初のピークが見えてきた。藪でオーバーズボンは穴だらけ。右手は蒲田富士

最初のピーク。黒いです

2つ目のピーク手前の急雪面を切ってテントを張った。向こうは笠ケ岳❤

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2日目

長谷川ピークの向こうの空が明るくなってきた

急いでテントをしまって出発

2つ目のピークに上がると、3つ目のピークが見えた。上部は急斜面のよう

振り返ると、南岳に日が差し始めていた

締まった急雪壁を登り、3つ目のピークに上がると、D沢のコルと涸沢岳に続く登山道が見えた

頂上稜線に雪はありません

涸沢と北尾根には雪がたっぷり。なんで?

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白出沢を真っすぐ下りる

お疲れさまでした