明日はどこへ

漂泊の記録

北ア・笠ヶ岳穴毛谷5尾根(敗退)20250404~05

【形態】単独

【対象】雪稜

【場所】岐阜県高山市新穂高(1040m)~5尾根2270m地点

【特徴】今年は雪が多く、左俣林道ゲートから雪道になった。穴毛谷もまだ冬のような装いで、巨大堰堤でもまだ雪解け水が流れてなかった。5ノ沢の一つ奥にあるルンぜに取りつき、5尾根の支稜に上がって、5尾根に合流。しかし、5尾根は巨大な雪庇が落ち切っておらず、確保がないと危険と判断。尾根から懸垂3回で支尾根まで降り、5ノ沢右俣を下った。5尾根は連続敗退。

【日程】(4日)新穂高無料駐車場5:00~6:20巨大堰堤下~8:00 4ノ沢出合~9:10 5尾根支尾根取りつき~11:40 5尾根合流~懸垂で支尾根に下降

(5日)テンバ5:30~6:20 4ノ沢出合~8:40駐車場

 

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赤丸部分の拡大が下の地図

赤実線が登ったルート。青点線が5尾根。橙線が5ノ沢本谷と右俣

巨大堰堤の下。雪解け水は流れていない

2ノ沢出合辺りの雪渓は一部割れていた

3尾根登り口のルンゼ。雪崩そう

左が5ノ沢。正面の岩の右側ルンぜを登った

穴毛大滝には一部氷が残っていた。スカスカの氷で、登れそうじゃないが・・・

このルンゼから左の支尾根へ

上部は急な雪壁

左手の4尾根上にも雪がたっぷり

後方には抜戸南尾根と抜戸南壁

急雪壁が続く。滑ったら本谷までいってしまう傾斜

支尾根と5尾根の合流点が見えてきた

5尾根上には雪庇らしきものが見える

これを確保なしでどう越えていけばいいだろう・・・

無理しないアルパインライミングが信条。また状態がいい時に誰かとくればいいさ

支尾根上の雪庇を切り崩してテントを張った

 

 

朝の冷え込みでアイゼンが効きそうだ。正面は第一岩稜

振り返ると5尾根

本谷から見た登攀ルート

いつ見ても美しいピナクル

お疲れさまでした