漂泊山岳会ブログ

2020年8月結成

台高・宮川水系能谷~1150m無名峰 20220612

【形態】単独

【対象】沢登

【場所】三重県大台町の宮川水系能谷~無名峰(1150m)

【特徴】下部はゴルジュが続く。まくにしても、小滝を登るにしても微妙で、落ちたらただでは済まない。下りは楽ちんで、台高北部の中ではお勧めの沢かも

【日程】2022年6月12日 宮川第3発電所(289m)5:20~5:40能谷出合~11:45頂上(1150m)12:15~1143mP~14:15発電所

縦走路のつり橋をふりかえる

発電所にある登山者駐車場から

大杉谷方面の登山道を少しいくと

最初の吊り橋があるのが能谷

河原は平凡だが

すぐに右岸はほぼ垂直の壁が続くようになる

巨岩の間を落ちる小滝が続く

どれもホールドが全くなかったり

ぬめっていたりして小難しい

ほんの3、4メートルの滝でも落ちたらただでは済まぬ

周囲は壁でまくことも難しそう

ある滝では右側に入ったシンクラックを登ったが

乗越部分でホールドがなくなり冷や汗をかいた

用心のためエイリアンをザックから出しておくべきだった

おたまじゃくし模様が入った岩

両岸はぶったっている

すると5mと、7、8mの2つの滝の奥に

20mの大きな滝がかかるゴルジュにぶつかった

下の2つの滝は左岸の壁を利用していけば越せるかもと思い

へつって真ん中の滝の下まで行くと

左岸の壁の上部はハングしており微妙なクライミングになりそうと分かった

迷った末、大きく巻くことに変更

どんどん下りて行くが

巻けそうな斜面は見つからない

これじゃあ吊り橋まで戻ってしまうかもと思った時に

やっと登れそうな小尾根を見つけた

 

この尾根から

落ち葉だらけの急斜面を経由し

上部の緩斜面に

前日が雨だったため

斜面はどろどろで落ち葉は水を含んで滑りやすい

嫌なまきだと思っていたら

上部が赤色に塗られた棒杭が1本打たれていた

こんな不安定なところまで測量士が入ってきているとはびっくり

堰堤でも造るつもりだったのだろうか

youtu.be



20mの滝を越した後も小難しい5~10mの滝が続く

まきを選択することが増えるが

ほぼ人が入っていないためか不安定なまきが多い

まいた後に木を伝って下りた場所も多かったが

木が腐っていないか慎重に判断した

懸垂を選択した方が良かったところも

 




750mを越すと再び巨岩の急流になる

800mの二俣にはトロッコの荷台のような

丈夫な金属製の箱のような残骸があった

かつて鉱山でもあったのだろうか

 

その付近で伏流水となり

小さな支流が四方に分かれるようになる

どれが本流か全く分からないため

コンパスの方向だけをたよりに登って行き

急傾斜のザレとなったら

すぐ右の尾根に乗って稜線まで

地図上の本流からは北方面にずれたようだ

テープの付けられた稜線を南に歩き

最後の急斜面を登ると1150mの無名峰ピーク

サルスベリ(orヒメシャガ?)の巨木のある快適なピークだ



濡れた沢服を着替えた後に稜線を北へ

1143mピークでウグイ谷高から宮川貯水池に下る踏み跡に合流

途中から流水管管理道に入り

第3発電所に着いた