漂泊山岳会ブログ

2020年8月結成

台高・宮川水系長右須(ながうす)谷~無名ピーク(1153m) 20220515

【形態】単独

【対象】沢登

【場所】三重県大台町の宮川水系長右須谷(宮川ダム湖左岸)

【特徴】下流域はゴルジュが続くが、中盤以降は土砂で埋まり、ガラ場登りとなる。魅力は薄いが、静かな登りを楽しめる.下りで尾根を間違えて、復帰するのに時間がかかった

【日程】2022年5月15日 宮川貯水池左岸長右須谷出合(282m)6:10~11:00頂上(1153m)11:30~14:40出合



 
長右須橋の橋のたもとから出発
シーズン初の沢登りはわくわくする
この谷
エアリアマップには「チョウズ谷」と記されているが
橋の欄干を見ると「ながうす」と書かれている
エアリアマップの表記の誤りだろう
 
出合は荒れた感じだが
すぐに自然林の中にきれいな小さな滝が続く
そのうちにゴルジュが始まるが
巨岩が積み重なって埋まっている
もったいないことや

すぐにいい感じの上りになる。新緑がきれい



谷沿いの森で植林は少しだけ
目の保養となる沢だ
雨が適度な間隔で降っているからか
シーズン初めにしては岩のグリップはいい
 
 
途中で気づいたが
コンパスのオイルが抜けてしまっており
磁針がうまく回らない
古いコンパスなので劣化が原因だろう
気泡が入っていたので以前から気になってはいたが
今回出てくるときにしっかり動くか確認してこなかった
磁石を使った地図読みが必要な沢登りでは致命的な失敗
 
470m地点では
扇状地風の斜面の左右に大きな支流があり
方位をちゃんと示してくれないので
どちらに行けばよいのか迷った

扇状地の左の支流にあったきれいなナメ滝

中盤からは谷を岩や小石が埋めている
 
 
さらに進むと、砕石土砂で谷全体が埋まっている
全体的に傾斜が急なために登りにくい
上部には砂礫で埋まらずに残った滝があった
巨岩でふたされてハング状になっている
側壁を登ったがボロ壁で緊張した
アルパイングレード3級ぐらい

下から見ると簡単そうに見えたが、手ごわかった小滝

滝の上から見下ろすと7、8mの高さがありそう

頂上に着いた。山の名札をつけるのが好きな人がいて、大体どこのピークにも表示があるものだが、このピークにはない。あまり人が登ってこない山なのだろう

 

ツメはザレのため、左の小尾根に出て稜線まで
頂上からは
南西のうぐいの高(1291m)や宮川ダム湖右岸の峰々がよく見える
しばらく休んで南南東方面の尾根へ
コンパスがうまく回ってくれないので不安だが
見込みをつけて降りていく

上は花、下はじゅうたん

最初は尾根っぽかったが・・・

そのうちただの斜面になってしまった。美濃谷の水音が近づいてきて、ここが目指す尾根ではないと確信した
尾根状を降りて行ったが
そのうち斜面に吸収されてしまい
下にあるはずの美濃谷とその向こうの尾根が近づいてきた
ここは目指す尾根ではないと判断
左方面にトラバースを始めた
いくつも尾根状を越えていくと
木々の向こうに目指す尾根っぽいものが見えてきた
コルらしいものがあり
あれだと確信した
どうも降り口を完全に誤っていたようだ

目指す尾根の870m付近のコルに復帰。下に宮川ダム湖が見えた

台高名物の落ち葉の滑り台斜面。何度もこけた

尾根の下の方には朽ちた杣小屋があった。中には神棚のようなものも

尾根に入ってしまえば迷うところはない

途中には杣小屋とみられる建物もあった

そこ辺りからはテープも出てきた

510mには送電線の鉄塔があり

そのまま尾根を降りていくと

中電送電線管理道が出てきて

それをたどって道路に着いた