台高 櫛田川水系蓮川ヌタハラ谷 20210710
【形態】単独
【対象】沢登り
【場所】三重県松阪市の櫛田川水系蓮川ヌタハラ谷出合~桧塚奥峰(1420m)
【特徴】これも5年前に友人と登ったことがある沢。水量豊富で水もぬるく、小滝の直登が楽しかった。
【日程】2021年7月10日出合(450m)5:00~12:00桧塚奥峰~東尾根1214m~出合
今日も午後の天候が不安定のため早出
7月も中旬になり、水がぬるくなってきて
シャワーを浴びながら登っても寒くない
梅雨末期ということで水量も豊富
この時期が最も沢登りらしいかも
小さいが水流が勢いよくグルグル回っている釜があった
これにはまったら抜け出られないかも
下部の滝の多くは直登できる
左岸の崩れた斜面から落ちてきた倒木の山を越えると
大きな滝が見える
水量が多く迫力がある
左の壁を水しぶきを浴びながら直登
微妙なへつりとナメを越えると
巨大な滝にぶつかった
確か、前回来た時はここで4人組の別パーティーに追いつき
滝をバックに写真を取ってあげたっけ
あれからもう5年もたつのかと、何か不思議な気持ちになる
この滝は登れないので
前回来た時とは逆の方向から巻くことにした
ナメをいったん下りて斜面に取り付くと立派な踏み跡があった
そのまま滝の上まで一直線
反対側から巻いた前回もそんなに悪い巻きではなかった
ほとんどの滝はトポとは逆の方向に登ったとしてもそれなりに巻けるものだ
その上も登れる滝が続く
しばらく行くと2段になった40mぐらいの滝
中段がハングしており水流は空中を飛んでいる
ハングしたに入って遊ぶ
その上流も登れる滝ばかり
ある滝のたもとでは直径3~4センチのカタツムリの殻を見つけた
中の住人はどこに行ってしまったのか?
カタツムリの世界でも空き家が増えているのか??
さらに上にはハングした滝
これも巻く
左右に支流が多くなるが
地形図と高度計を見ながら適当に進む
すると30mぐらいの大きな滝
岩くず斜面から巻いていくと草原が広がる一帯に出た
本当に気持ちがよい
そのまま斜面を登っていくと登山道に出て
右に行くと桧塚奥峰についた
この頂上は7、8回目になるが
いつもいつも気持ちがよい
そこから東尾根を降りていき
途中から南方の支稜に出て間もなくヌタハラ林道
暑い日差しに照らされながら出合まで歩いた
今日も雨に降られることはなかった