明日はどこへ

漂泊の記録

台高 千石谷左俣~桧塚奥峰(1420m) 20201123

【山行形態】単独

【対象】沢登

【場所】三重県松阪市櫛田川水系蓮川千石谷左俣~桧塚奥峰(1420m)

【日程】2020年11月23日

石谷林道ゲート(480m地点)7:30

五段の滝上(860m地点)9:00

奥ノ迷岳(1381m) 11:10

桧塚奥峰(1420m) 12:40

石谷林道ゲート 14:30

 

 

【特徴】登り下りとも900mぐらいまで林道歩きのまったり谷

左俣はヌルヌルのナメ滝があり、まくうちに戻れなくなり

そのまま稜線まで上がった

冬型の気圧配置で、みぞれが降り続いていた

 

【記録】

石谷林道ゲート手前のカーブ付近に駐車

11月も後半で、天気もいまいちなので

他に沢登りや渓流釣りの人の車はない

林道を終点まで歩き、五段の滝の上に出るように下降

植樹林の中は多くの踏み跡が交差していた

五段の滝の上部はナメ滝で、少し下にはゴルジュっぽいところも見える

木々の葉っぱはすべて落ち、寂しい沢を登っていく

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林道終点付近の路面にはこけが一面に生えていた

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林道から五段の滝が見えた。数年前、千石谷を下から遡行した時はまくのに苦労した

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五段の滝最上部に出た

 

この時季なので

岩は滑りやすく、淀みには落ち葉が積もっている

合流点から左俣に入るとすぐに堰堤がある

それを越えてもほとんど滝は出てこない

950mの二俣を左へ行くと

ちょっと大きなナメ滝が出てきた

フリクションの効く夏には登れそうだが

この時季はヌルヌル

まいていくと、滝の上部はずっとナメが続いているのが見えた

あれはたぶん50mは越す大きな滝だろう

登れずに残念だ

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50mを越す大きなナメ滝

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しかし、滝の両側は岩壁が延々と続き、左へ左へと追いやられる

小さな沢筋で岩壁を抜け出て小尾根に出ると

左俣は遙かかなたに遠ざかっていた

とりあえず小尾根を上がっていくが

みぞれが降り出したこともありこのまま稜線へ

間もなく、1381mの奥ノ迷岳(千石山)の頂上に着いた

このピークは奥ノ平谷に行った8月22日以来2度目

youtu.be

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強風とみぞれで寒いので

沢服を着替えずに稜線を北上し桧塚奥峰へ

3連休の最終日なのにこの天気なので

イカーは1人見かけただけだった

そのまま冬枯れの東尾根を下降

1210m付近から南の斜面を下り

ヌタハラ林道に出て、駐車地点まで戻った