北ア 七倉岳 20210508~09
【山行形態】単独歩き
【場所】北ア 七倉岳
【日程】2021年5月8、9日
七倉登山口5:30-11:00七倉岳
七倉岳5:00ー10:00登山口
【特徴】
縦走するつもりで入山したが
2日目の天気がいまいちのため
七倉岳だけで下山
久しぶりのまったり登山もいいものです
GW最終の週末だが
新型コロナの感染がまた拡大しているためか
七倉の駐車場には私の車だけ
1500mを越すとわずかずつ残雪が出てきた
2月以降暖かい日が続いていたので
もう雪はほとんど残っていないのではないかと思ったが
1800mぐらいから尾根は雪に覆われるようになった
雪の上には2、3人の歩いた跡しかない
もともと春に登る人が少ない山なのか
それともコロナで自粛した人が多いのか、、、
2454mのピーク付近には東側に大きな雪庇があったが
トレースは不用意に雪庇の上を歩いていた
春の雪の上はどこでも歩けるように見えるので
雪庇の有無を気にせず歩いている人が多い
無事帰れたのは偶然だったと思った方が良いだろう
船窪を超えて主稜線まで行く予定だったが
久しぶりの登山で脚が攣り
早々にテントを張る
不動岳や烏帽子岳方面を背景に夕日が美しかった
夜中には強風がふきまくり
2度テントの外に出てスリングで補強する
2日目は午前中に前線が通過する予報
朝起きると雲行きも怪しい
今回はこのくらいにしておこうとUターン
みぞれから雨に変わる中
登山口に着いた
登山口にある山荘前ではシャクナゲが満開だった
八ケ岳 上ノ権現沢 20210117
【山行形態】友人と2人
【対象】アイス、ラッセル
【日程】2021年1月17日
美し森駐車場(1470m)5:45
6:50出合小屋(1830m)7:10
11:10大滝
14:00ツルネ(2550m)14:20
17:30美し森
【特徴】上ノ権現沢はずっとラッセルで、氷は随分埋まっていた。氷は斜めっていて簡単で、ロープもスクリューも使わなかった。
【記録】暗い中、出発。駐車場には関西ナンバーの車が1台。出合小屋泊まりで入っているのだろう。そんなに寒くはなく、上着はすぐ脱いでフリースで林道を行く。林道上には雪はほとんどない。こんなに雪が少ないと、氷は十分出ているかもと期待が高まるが、あとで裏切られることになる。途中、何度も獣臭さが漂った。雪面にはシカの足跡だらけで、そこらじゅうにいるのだろう。林道から河原に踏み跡が下りていくと、ところどころトレースは消えている。昨日の低気圧で新雪が降ったか、風が強かったとみられる。でも、数年前に天狗尾根に1人で来た時より赤テープは格段に増え、迷いようがない。堰堤には新しいパイプはしごも付けられ、まるで縦走路のようだ。
一汗かいて出合小屋着。小屋の中にはテントが張りっぱなしで、関西ナンバーの主はどこかへ向かったようだ。もう7時だもんね、当然か。適当に休んで、再度出発。先行パーティーは権現沢の方に向かっており、ツルネ方面はすぐにラッセルになる。こんなに雪が深いと途中敗退かもという予感がよぎる。でも上ノ権現沢に入ると、先週ぐらいの薄いトレースが出てきてほっとする。すぐに1つ目の氷。今シーズン初アイスだが、ちょっと氷がしょぼすぎる。サクサク越える。その後、氷のない岩場がいくつか出てきて、フッキングで越えていく。うち1カ所は出口の岩がハング気味で高さも7~8mはあり、なかなか渋い登り。その後もいくつかしょぼい氷が出てきた。
夢幻沢との二俣とみられる場所で、先週のトレースは左方面に向かって行き、上ノ権現はノートレースになった。途端に膝、太もも、場所によっては腰ラッセルに。昨日、少し雨が降ったようで表面はカリッと凍り気味だが、中はすかすか。踏んでも踏んでも固まらず難儀する。両岸が立ったゴルジュを通っていくと顕著な二俣になった。さて右か左か、どちらに行くのだろう。こういう時は、沢登りと同じで試登するに限る。とりあえず左俣を登りやや見晴らしのいい場所に来てコンパスを当てると、沢は完全に西向きに上がって稜線近くまで行っているのが分かる。高度計と地形図で確認すると、沢は常に北西方向に向かっており、左俣はルートではないことが分かった。左右俣の合流点までいったん下り、右俣へ向かった。
すると左右に小さな氷がついた枝沢がいくつか出てきた後、ちょっと大きな沢に高さ数十mの緩い氷があるのが見えた。たぶんこれが大滝だろう。どうみても高さは30mぐらい、傾斜は60度くらいしかないけれど・・・。これも適当に登ると、上部はさらにラッセルがひどくなる。
左右の枝尾根の樹木がだんだん疎になってきており、稜線が近いのが分かる。ラッセルがひどい沢筋から離れ、右の支尾根に上がり、そのままラッセルと続けるとツルネから東へ20mほどの稜線に合流した。大滝下から3時間近くもかかった。頂上からは赤岳から権現岳まで見えて気持ちがいい。しばらくまったりして、ツルネ東稜を下山。権現東稜を登ったとみられる先行パーティーのトレースがあり、下山は楽々。ちょうど暗くなるころに駐車場に着いた。
中ア・麦草岳西尾根 20210110~11
【山行形態】単独
【対象】藪こぎラッセル
【場所】長野県上松町の麦草岳西尾根
【日程】2021年1月10~11日
<10日>
上松A登山口(1090m)6:30
8:30西尾根取り付き(1390m)
15:30西尾根2430m
<11日>
テンバ6:30
10:30麦草岳2733m
14:30奇美世の滝1720m
17:30駐車地点
【特徴】藪こぎとラッセルの尾根。麦草岳頂上からは牙岩を経由して、トレースがあると想定して上松Aコースを下りる予定だったが、麦草~木曽前岳間は積雪が多く時間がかかりそうだったので、急きょ上松Bコースを下山。下りもトレースはなくずっとラッセルだったが、赤テープがたくさんあり、尾根を間違わずに下りられた。上松Bの登山口から林道を7キロ歩いて、駐車地点に車を取りに戻った。
【記録】薄明るくなるころに出発。上松Aを登る1パーティー6~8人が準備している。歩き出して数分、出だしから方向を誤ったことに気づき、急な草付き斜面を登って林道に復帰。1、5キロほど進んだところで今度はワカンを忘れたことに気づき、ザックをデポして車まで戻った。林道は急だが、車で上がってこられそうだったので、車に乗ってデポしたザックを回収。さらに500mぐらい進み、林道分かれ道に駐車。これから歩く予定の林道には「地元の人以外進入禁止」と書かれていたが、ちょうどゲートを開けて車で進行しようとする地元の男性がいたので、麦草岳頂上から西に続く尾根を登ろうと思っているが、林道を終点まで歩かせてもらってもいいか聞いたところ、「いいよ、きのこや山菜を採りに入る人がいるから看板を出している」とのこと。逆に「急な尾根だけど大丈夫?」と聞かれたので、「登れない場所が出てきたら戻るので大丈夫です」と返事をすると「そういう変なところが好きなんやね」と言われたので、苦笑いで応えておいた。男性は「薪刈り」に行くとかで、すぐにまた下りていった。男性と話したことに気を取られ、またワカンを忘れたまま歩き始めてしまい、500mほど先で気づいてUターン。最初から2度もワカン忘れるなんて今回も敗退かなあ、なんて思いながらとぼとぼ歩いた。なんやかんやで、林道終点までに2時間もかかってしまった。
西尾根の末端は急な岩場になっている。川沿いを少し進むと、やや傾斜の緩い斜面が出てきたので、泣く泣くアイゼンをはいて離陸。50mぐらいで尾根に上がれ、そこからは藪こぎをしながら進む。しばらく急尾根を登って行くと、20mぐらいの高さで岩が積み重なったギャップが出てきた。上から見るとコルに歩いて下りられそうだったので、木の根っこなどをつかみながら下り始めたが、バランスが悪く冷や汗をかいた。懸垂するべきだった。コルからは急なルンゼが左右の沢に落ちており、もし落ちていたらどちらかに真っ逆さまだったろう。コルからは崩れやすい草付きを登り返し、さらに尾根上の巨石や倒木を左右に避けながら上がっていく。1800mぐらいには膝丈の積雪があり、ブッシュもあることからスピードは遅々として上がらない。2400mを越えた辺りで平坦地が出てきたので、テンバとする。今冬1、2を争う寒気に覆われているので、テントに入っても寒くてしょうがない。寝袋の中で震えながら夜を明かした。
翌朝は暗いうちに出発しようと早起きをしたが、準備を終えると周囲はもう薄明るくなりかけていた。冬山の出発準備は時間がかかりますな。そこからはさらにラッセルが深くなり、腰、胸は当たり前。巨岩に隠された穴ぼこや、雪で隠されたブッシュの隙間に落ちそうになったりして、稜線が見えてきてもなかなか進まない。3時間ぐらいラッセルを続けると、やっと森林限界。雪の美しいリッジを100mぐらい進み、わずから岩稜帯を過ぎると、頂上に着いた。右側に見える尾根の上の上松Aコースには、登山口で会ったと思われる6~8人のグループも伊那前岳に向かって進んでいるのが見える。なかなか頂上に着かないのは、あちらもラッセルがひどいのだろう。
牙岩方面のリッジは雪が深そうだ。伊那前岳まで時間かかるかもしれないと思い、ものすごい遠回りになるが、上松B下山に計画変更。トレースがあればうれしかったが、この冬は登山者が登っていないらしくノートレース。下りでルートを外すと変な尾根や沢に下りて行ってしまうため、慎重に登山道かどうかを見極めながら下って行く。特に樹林帯に入る地点が分かりにくかったが、何とか見つけることができた。そこからは赤テープがあちこちに出てきて、登山道を踏み外すことはなかった。
途中、奇美世の滝の前を通る。10年ほど前に2回ほど登りに来たことがあるが、南斜面の上部はそのときより氷結が悪そうだった。そこから延々と沢沿いの道を歩き、延々と小野川林道を歩き、車が通れる林道に出たらザックをデポしてさらに林道を延々と歩き、ヘロヘロになって車の駐車地点に到着。ザックを取りに戻って、山行を終えた。
北ア 西穂西尾根(敗退) 20201226~27
【山行形態】山仲間と2人
【対象】雪稜、ラッセル
【日程】2020年12月26~27日
<26日>
新穂高(1050m地点)7:00
15:30西尾根2030m地点
<27日>
テンバ5:30
11:00ジャンクションピーク(2680m)
14:00テンバ14:30
17:30新穂高
【特徴】トレースなしのラッセル続き。わかんなしで後を付いてくる「ラッセル泥棒」に会った。ジャンクションピークで時間切れ敗退となった。
【記録】出発時、新穂高の登山者駐車場には10数台しか車がなかった。ほぼ満車だった去年の年末とは様変わり。新型コロナ第3波と寒波襲来予報で取りやめた登山者が多いのだろう。穂高平山荘までの林道は、数日前とわれわれの前を歩いたトレースがあった。登山者が少なく、ところどころズボズボはまって歩きにくい。穂高牧場から先はトレースはなく、まっさらな雪面が続いていた。今冬、西尾根に入る最初のパーティーのようだ。
牧場の柵を乗り越えると膝ラッセルの始まり。しばらくまっすぐ進み、正面に見える尾根の左の沢方面に進む。沢筋が狭まったところで尾根の急斜面に突入。首丈、胸丈のラッセルだけに、なかなか進まない。トップを交代しながら、やっとのことで尾根上に上がり休憩。赤布が残されているのを見つけた。そこからは西尾根。太もも、腰ラッセルが続き、ブッシュに柔らかい雪で足もとが安定しないので、歩みは遅々として進まない。昼過ぎになり、ガイド+客の2人パーティーが追いついてくる。途中で先頭を彼らに交代するが、何と彼らはわかんを持っていないため、途端にスピード落ちる。彼らが休んでいるところをすり抜ける際に「わかんを付けない主義ですか?」と聞いてみると「これくらいの雪ならいらない」とガイドは強がりを言う。「わかんなしじゃあ、最初の急斜面でわれわれのトレースがなかったら敗退だったよ」と思ったが、口には出さずわれわれが再びトップに立ち、あとはずっと先頭を行く。彼らはしっかりしたトレースあると見込んでわかんなしで、かつ新穂高をゆっくりスタートで来たのだろう。2030mぐらいでコルらしきものが出てきたので、ヘロヘロになったわれわれはそこでテントを張った。ずっと後を付いてくるばかりのガイドパーティーは、少し上でテントを張ったようだった。
初日は目標の2340mのコルまでたどり着けなかったので、2日目は早めのスタート。すぐにガイドパーティーのテントを通り過ぎ、そこからの急斜面は胸を突く雪の量で、疎林になってくるとキノコ雪もあちこちで出てきて通過に時間がかかる、われわれのトレースをあてにし、ゆっくりスタートのガイドパーティーが途中で追いついてくるが、「先行きますか」と問いかけると、「どうぞ先行って下さい」と拒否。先頭に立つ気はないらしい。こんなガイドでも高い金を儲けられるとは、どんな商売だろうかと思ってしまった。というか、客の30歳ぐらいの男は、われわれがずっとラッセルするのを後ろから見ているだけで、追いついてきても「ありがとうございました」とも何とも言わない、驚くべき鉄面皮。こんな「消費者様」づらした奴とは絶対山には行きたくない!ラッセルで息が上がる中を、そんな思いが頭の中をグルグル回っていた。
樹林帯を越え、急な尾根になるところでわれわれがアイゼンに付け替えていると、ガイドパーティーはそそくさと横を通りすぎていった。そこからは風が強いし、ハイマツが出ているからラッセルはほぼなしだもんね。彼らのことを、まさに「ラッセル泥棒」という。山の経験ウン十年、かつて先輩からそんな奴らがいるとは聞いてはいたが、初めて会った。
ジャンクションピークで11時。頂上は目の前だが、われわれは体力的にへばってきているので、ここから往復2~3時間はかかるだろう。天気はいいが、ここで敗退を決めた。パートナーは初めての冬穂高の頂上だっただけに残念がっていた。私は昨年冬、西穂北西尾根に1人で行った時にジャンクションピークでしゃべった新潟の男性のことを思い出していた。女性と2人で西尾根を登ってきたという男性はその2カ月後、北アの別の山で遭難して逝ってしまった。山はいつどこで何があるか分からない。一瞬一瞬、一歩一歩を大事にする。それをあらためて胸に刻んだ。
10mぐらい先で休んでいるガイドパーティーも敗退するようだ。帰りはらくちんトレースをたどって、新穂高には夕方に着いた。頂上には行けなかったが、ほぼフルラッセルでそれなりに充実した山行だった。
北ア 笠ケ岳 20201205~06
【山行形態】単独
【対象】雪山
【日程】2020年12月5~6日
<5日>
新穂高(1050m地点)6:30
11:10笠新道の抜戸南尾根乗越地点(2450m)11:30
12:30南尾根2600m地点
<6日>
テンバ6:10
抜戸岳(2813m)7:10
笠ケ岳8:50
11:00テンバ11:30
15:10新穂高
【特徴】これまで暖冬が続いているだけに、12月なのに雪の少ない北アだった
【記録】快晴の天気の下、新穂高を出発。左俣林道から笠新道に入ったすぐから雪がでてきた。こんな時季に笠方面に入る登山者はいないだろうと思っていたが、意外なことに数日前に下りてきたであろう足跡の上に新雪が乗り、さらに新しい複数の足跡が上に向かっている。今日もどうやら先行パーティーがいそうだ。
2000mぐらいから雪が増えてきた。上から男女の話し声が聞こえ、4人パーティーであることが分かる。だんだん雪は深くなるが、10年ほど前のこの時期に行った時のようにもなか雪でズボズボはまったりせずに比較的歩きやすいし、4人パーティーが踏み固めてくれるのでらくちんだ。南尾根を乗り越すところで4人パーティーに追いつき、あいさつを交わす。最近、沢登りばかりで重い荷物を背負ってなかったのでちょっとグロッキーだ。しばらく休むうちに天候が悪化。やや強い風も吹き始める。2日間の好天を前提に稜線まで行くつもりだが、この風で稜線では寒いだろう。ちょっと考え、南尾根のハイマツ帯最上部にテントを張ることに変更する。4人パーティーは最初、ルート取りを迷っていたようだが、南尾根の藪こぎを避けて、夏道に近い新雪斜面を登り始めた。10~15センチの新雪があるので、こちらはリスクを取らず、南尾根を忠実に登ることにする。2600mぐらいでハイマツ帯も終わりそうなのでテントを張った。西側に1m位のブロックを積んだが、時々突風でテントがひしゃげるので、飛ばされないようにスリングで補強した。そのころ、4人パーティーの姿が見えなくなった。どうやら稜線に上がったようだ。山荘までいくのだろうか。テントに入って天気予報を見ると、日本海の小さな低気圧がこれから近づいてくるようだ。穂高が目の前に見える絶好のテンバなのに残念だ。しかし夜遅くテントから出ると、すっかりガスはなくなり、真上を天の川が流れているのが見えた。明日は快晴が期待できそうだ。
翌日は4時半にゆっくり起床。気温は高くてテント内の結露はないし、風も弱くなった。薄明るくなったころに出発。山荘付近にラテの光が見え、4人パーティーはすでに動いているようだ。南尾根は寡雪のため、ブッシュがあちこちで出ており、稜線上の安定感もいまいち。左斜面をトラバースして抜けていくところが多い。雪庇がありそうなところや、岩場をよけて行くところに赤布を立てていく。抜戸岳頂上でちょうど日の出。真っ赤に燃える穂高が美しい。一瞬、太陽からまっすぐ上に光の筋ができるサンピラーが見えた。抜戸岳を下りる途中から笠ケ岳までの稜線は4人パーティーが昨日歩いたはずだが、強風でトレースは消えている。全くクラストしておらず、疲れる登り下りが続く。抜戸岩の真ん中にテンバを切った跡があり、4人パーティーがここで寝たことが分かる。稜線まで上がったらここでテントを張ろうと思っていたので、先に住民がいたらテントを張れなかった。稜線まで上がらなくて良かった。間もなく、今年3回目の笠頂上。微風快晴。冬とは思えない好天気だ。足跡から、4人パーティーはクリヤ谷に向かったようだ。今季は笹が生い茂っているので苦労するだろう。Uターンして抜戸岳まで戻る途中で、日帰りという男性とすれ違う。抜戸岳頂上から赤布を回収しながらテンバまで。テントも回収し、笠新道の途中で、日帰り予定で敗退した2人組を追い抜き、新穂高まで。この日はずっと天気が良く、2000mぐらいから下の雪はほぼ消えていた。